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創薬セミナー委員長からのメッセージ

創薬セミナー委員長からのメッセージ

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第41回創薬セミナーの開催について

 1984年に第1回が開催された創薬セミナーは,本年で第41回を迎えます.本年の創薬セミナーは,2026年7月15日から17日に,昨年同様,長野市松代町にて開催されます.
 過去40回の歴代講演者と講演タイトルの一覧を眺めていると,創薬が対象とする物質の種類等には時間の経過とともに変遷がありますが,創薬セミナーの根底に息づく,病気で苦しむ患者や家族に優れた薬を一刻も早く届けるために最先端の情報を分野の垣根なく取り入れたい,というスピリットは不変であることを感じます.私は昨年度から委員長を務めさせていただいておりますが,ハイレベルな講演者と参加者,取り扱う講演・ディスカッションテーマの多様性,セミナー委員の献身的な努力,の3点において,本セミナーに並ぶものは世界的にもないのではないかと思っています.

この素晴らしいセミナーを創始し継続してこられたすべての関係者(参加者および組織委員)の方々に心から敬意を表するとともに,今後も創薬の中枢を支える人材の育成に貢献する有意義な場としての役割を担っていきたいと考えております.

 過去40回の歴代講演者と講演タイトルの一覧を眺めていると,創薬が対象とする物質の種類等には時間の経過とともに変遷がありますが,創薬セミナーの根底に息づく,病気で苦しむ患者や家族に優れた薬を一刻も早く届けるために最先端の情報を分野の垣根なく取り入れたい,というスピリットは不変であることを感じます.私は昨年度から委員長を務めさせていただいておりますが,ハイレベルな講演者と参加者,取り扱う講演・ディスカッションテーマの多様性,セミナー委員の献身的な努力,の3点において,本セミナーに並ぶものは世界的にもないのではないかと思っています.この素晴らしいセミナーを創始し継続してこられたすべての関係者(参加者および組織委員)の方々に心から敬意を表するとともに,今後も創薬の中枢を支える人材の育成に貢献する有意義な場としての役割を担っていきたいと考えております.

 今年の創薬セミナーも,創薬に関連する多様な分野から第一線の講演者をお招きしてご講演をいただきます.創薬セミナーのハイライトである社長講演では,アステラス製薬㈱の岡村 直樹 代表取締役社長 CEOより「アステラスが挑戦する患者さんのためのイノベーション創出」というタイトルでご講演いただきます.社長が担われている重責に比較して,70分というご講演時間は参加者の皆様にとってはあっという間かもしれません.それでもある程度まとまった時間のご講演をいただけるとともに,創薬の荒波を強力なリーダーシップで舵取りされている世界的製薬企業の社長と20分間質疑応答ができる稀有な機会です.また特別講演として,官からの演者を調整中です.製薬企業,ベンチャー企業からの招待講演として,「LNP-mRNAワクチンプラットフォーム技術の現状と今後の展望」(第一三共㈱:城内 直 先生),「FGFR阻害剤タスルグラチニブ(E7090)の創製」(エーザイ㈱:渡辺 沙里 先生),「RNA創薬におけるTranslational research-リボルナの科学と展開」(㈱リボルナバイオサイエンス:富士 晃嗣 先生),「PepMetics®が切り開く,あたらしい低分子創薬の可能性」(㈱PRISM BioLab:竹原 大 先生)が予定されています.アカデミアからは,「データ駆動型分子機能デザイン-大規模化学データによる中分子機能の理解と設計-」(東京大学:山東 信介 先生),「クライオ電顕単粒子解析と創薬研究」(東北大学:田中 良和 先生),「ホウ素中性子捕捉療法の適応拡大を目指したドラッグデリバリーシステムの開発」(東京大学:野本 貴大 先生),「抗体創薬に貢献する糖化学」(星薬科大学/東北大学:眞鍋 史乃 先生)の講演を行っていただきます.また恒例の自由討論会を,少人数でのディスカッショングループを構成して開催します.

 創薬セミナーには,将来の創薬をリードすることを期待されている方々が数多く参加されます.世界をリードしていくためには柔軟な発想が必須で,柔軟な発想を発信し続けるためには,自分の専門領域にたこつぼ化することなく広くアンテナを張っておくことが必要最低限になります.本セミナーが,将来のリーダーに対してそのような機会をご提供できることを確信しております.また,そのためにも分野を問わず,製薬企業,バイオベンチャー,アカデミア,その他の幅広い業種から,多くの皆様方のご参加を心待ちにしております.今の種が10年後の大きな花へと結実するように,参加者全員で創薬セミナーを盛り上げて,楽しみましょう.

創薬セミナー委員長・金井 求