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「日本薬学会(PSJ)-国際薬学連合(FIP)共同アジア太平洋地区若手薬科学者交流プロジェクト」について(第3報)

2021/11/16

アジア・太平洋からの新しい薬科学者の息吹

"New Generations of Pharmaceutical Scientists in Asia-Pacific Regions"

日本薬学会(PSJ)-国際薬学連合(FIP)共同アジア太平洋地区若手薬科学者交流プロジェクト
第3報:応募期限延長(締め切り12月6日午後5時)およびCOVID-19への対応を含めたお知らせ


 日本薬学会(PSJ)では、国際薬学連合(FIP)と共同で、アジア太平洋地区の若手薬科学者を第142回日本薬学会年会(2022年3月・名古屋)に招待し、学術発表をもとにした交流を通じて次世代の薬科学者の育成・ネットワーク形成を行うプロジェクトを企画致しました。具体的なプロジェクトの内容につきまして下記および別紙(英文Third Circular)をご参照ください。
【プロジェクト概要】
2022年3月25-28日開催の日本薬学会第142年会(名古屋)に、アジア太平洋地区の若手薬科学者を招待し、学術発表を通じた交流の場を設けます。
1.FIPおよびその加盟機関もしくは、応募者が所属する教育機関・医療機関等から推薦されたアジア太平洋地区の若手薬科学者(大学院生・薬剤師を含む)に、年会参加資格を与えます。
2.招待若手薬科学者には、参加登録費を求めません。ただし、対面参加における出発地から名古屋までの交通費及び宿泊費用は自費支弁する必要があります。
3.応募書類の審査をもとに招待者を決定し、そのうち若干名(最大5名)にトラベル・アワードを授け、旅費補助の支給対象者とします。
4.招待若手薬科学者には、年会国際シンポジウムであるFIP フォーラムに参加して頂くと共に、年会会場での幅広い交流を深めて頂きます。
5.招待若手薬科学者には、それぞれが希望する発表分野(Track A~F)において、新しい時代の薬科学にふさわしい一般学術発表(ポスター)を行って頂きます。
6.Travel Awardの対象者には、FIPフォーラムに続く本共同プロジェクトの口演セッションにおいて口頭発表を(英語講演12分+質疑3分)を行って頂きます(なお、国内外の新型コロナ感染症の収束状況によっては、オンライン講演とする場合があります:下記参照)。
7.招待若手薬科学者には、年会参加についての印象記(報告書)を年会終了後に寄稿して頂きます。
【スケジュール】
日本薬学会第142年会:2022年3月25日(金)-28日(月):名古屋国際会議場他 
 *FIP フォーラム    :3月26日(土):15:00 - 17:00:P会場(国際会議室)
 *FIP-PSJ共同若手プロジェクト:3月26日(土):17:00 - 18:15:P会場(国際会議室)
 *一般学術発表(ポスター)  :3月25日 (金) - 28日(月):午前および午後
【発表分野】
 Track A: Drug Design and Discovery 
 Track B: Physical Sciences for Formulation & Targeting
 Track C: Biological Sciences for Health Care
 Track D: Environmental and Regulatory Sciences
 Track E: Science-Based Practice
 Track F: New Age of Education for Scientists and Pharmacists
【対象者の推薦と選考】
1.アジア太平洋地区に、海外交流協定校など貴学との交流のある大学・機関がありましたら、是非、Third Circularをお送り頂いて、本プロジェクトについてご紹介および、ご推薦ください。
2.各大学の海外交流協定校などの所属で本プロジェクトに応募を希望する者は、各大学を通じて下記の応募書類を日本薬学会事務局宛に12月6日(日本時間午後5時)まで、メール添付にて提出してください。
3.日本薬学会において応募書類を基に選考し、招待対象者を推薦機関宛てに12月10日までに通知します。
4.応募書類の審査を基に特に優れた若干名(最大5名)を、トラベル・アワードを授け、旅費補助(旅費の半額、ただし10万円まで)および口頭発表の対象とします。
5.日本国内からの第142年会一般発表登録予定者のうち、薬学分野における国際交流について特段の見識を持ち、本プロジェクトでの口演発表および交流ファシリテーターとしての役割を希望する者は、本プロジェクトについても応募書類をもとに審査の対象とすることができます。ただし、トラベル・アワードの対象とはなりません。
【新型コロナウイルス感染症COVID-19の状況に応じた対応】
現時点では、年会開催時には海外からの入国制限が緩和されていることを前提に、本計画を進めておりますが、国内外の感染状況の収束の遅れに伴い、参加者の来日が困難となる可能性があります.現在,その場合の対応として、海外参加者のポスター発表は行わず、対面で開催されるFIP フォーラムの会場において招待若手薬科学者にオンライン講演を行って頂くことを想定して、年会組織委員会と共に準備を進めております。開催方法が確定次第すみやかに公表・周知しますので、開催方法変更の可能性をお含みの上、若手薬科学者を是非ご推薦頂きますようお願い致します。
【WHOの地域分類に基づくアジア太平洋地区の範囲】
今回のプロジェクトで対象国とするのは以下の範囲です(日本を除く)。ただし、これらの国以外で,特に参加を希望する者がいる場合には、考慮致します。
South-East Asian RegionBangladesh, Bhutan, North Korea, India, Indonesia, Maldives, Myanmar, Nepal, Sri Lanka, Thailand, Timor-Leste.
Western Pacific Region Australia, Brunei, Cambodia, China, Cook Islands, Fiji, Japan, Kiribati, Laos, Malaysia, Marshall Islands, Micronesia, Mongolia, Nauru, New Zealand, Niue, Palau, Papua New Guinea, Philippines, Samoa, Singapore, Solomon Islands, South Korea, Taiwan, Tonga, Tuvalu, Vanuatu, Vietnam.
【国際薬学連合FIP(International Pharmaceutical Federation)について】
1912年に欧州で設立されたFIPは、薬科学・薬学教育の充実を基盤とした医薬品の創製・活用・適正使用を通じて世界の医療の向上を目指す国際組織です。現在、FIPの活動は世界110ヶ国以上に広がり、日本薬学会もその加盟機関 (Member Organization)の1つです。2020年に、FIPはその活動における中長期の目標として、21のFIP Development Goals(FIP DGs)を策定しています。これらのFIP DGsの中で、本プロジェクトは特にDG1(Academic Capacity)およびDG2(Early Career Training Strategy)に密接に関連しています。具体的なFIPの活動については、次のURLをご参照ください。https://www.fip.org/
【応募書類】
*応募様式:CV(履歴書)、応募理由(エッセイ)、論文・活動歴等のリストを含めて全体で2頁以内
*推薦書 :応募者の指導者、上司、所属機関等による推薦書(形式自由:1頁以内)
*発表要旨:・年会の一般学術発表の形式に従う(英文)
・要旨の先頭に、発表分野(Track A~F)から1つ、さらに添付の一般学術発表分類コード表(英文)よりふさわしい分類コード2つ以内を選んで記入すると共に、口頭発表希望の有無を記入してください。
募集案内
Third Circular 
Session List-tentative.pdf 

本件に関するお問合せは、お問合せフォームより、「FIP」にチェックを入れてご送信ください。