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2026年度学会賞受賞者のお知らせ
2025/12/17
2026年度学会賞の授賞は、2025年11月21日開催の理事会において、次のとおり決定されましたので、お知らせします。授賞式
日時：2026年3月26日（木）13:00～15:00予定場所：関西大学 千里山キャンパス 第2学舎4号館 1階BIGホール
薬学会賞受賞者（応募7件、授賞4件）
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| 加藤 晃一 | 清水 敏之 |
| （自然科学研究機構生命創成探究センター 教授） | （東京大学大学院薬学系研究科 教授） |
| 「バイオ医薬応用を志向した糖タンパク質の統合的生命分子 構造学」 |
「自然免疫センサーにおけるリガンド認識および活性制御機構の 構造科学的解明」 |
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| 玉村 啓和 | 山崎 浩史 |
| （東京科学大学総合研究院生体材料工学研究所 副学長/教授） | （昭和薬科大学 教授） |
| 「ペプチド・ペプチドミメティックを基盤とした創薬・ ケミカルバイオロジー研究」 |
「薬物の代謝、体内動態と薬効毒性に関するデータ駆動型研究」 |
学術貢献賞受賞者（応募1件、授賞1件）
第1A部門 有機化学 第1B部門 生薬・天然物化学、医薬品化学第2部門 分析化学、物理化学、アイソトープ・放射線科学
第3部門 生物化学、微生物科学
第4A部門 薬剤学・製剤学、医療薬学 第4B部門 衛生化学、薬理学
| 第4B部門 |
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| 鍜冶 利幸 |
| （東京理科大学 名誉教授） |
| 「血管の毒性学の開始と展開を通じた衛生薬学研究への貢献」 |
学術振興賞受賞者（応募7件、授賞5件）
第1A部門 有機化学 第1B部門 生薬・天然物化学、医薬品化学第2部門 分析化学、物理化学、アイソトープ・放射線科学
第3部門 生物化学、微生物科学
第4A部門 薬剤学・製剤学、医療薬学 第4B部門 衛生化学、薬理学
| 第1A部門 | 第1B部門 |
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| 澤間 善成 | 出水 庸介 |
| （大阪大学大学院薬学研究科 教授） | （国立医薬品食品衛生研究所有機化学部 部長） |
| 「枯渇しない資源の水と鉄、ならびに水素を活用する精密分子構築法の開発」 | 「二次構造制御を基軸としたペプチド創薬研究」 |
| 第2部門 | 第4A部門 |
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| 長瀬 健一 | 山田 勇磨 |
| （広島大学大学院医系科学研究科 教授） | （北海道大学大学院薬学研究院 教授） |
| 「機能性高分子を用いた医薬品分離分析と再生医療の創出」 | 「細胞移植療法を加速するミトコンドリア活性化細胞の製造」 |
| 第4B部門 |
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| 白川 久志 |
| （京都大学大学院薬学研究科生体機能解析学分野 准教授） |
| 「中枢神経系疾患におけるTRPチャネル群の分子薬理学的研究」 |
奨励賞受賞者（応募20件、授賞8件）
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| 川口 祥正 | 岸本 真治 |
| （京都大学化学研究所 助教） | （静岡県立大学薬学部 講師） |
| 「高分子医薬の細胞内送達基盤設計と展開」 | 「病原性糸状菌の多彩な二次代謝機構の解明」 |
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| 木村 真也 | 田良島(齊藤） 典子 |
| （明治薬科大学 講師） | （徳島大学大学院 医歯薬学研究部(薬学域) 准教授） |
| 「自己集合性低分子の合理的設計に基づく新規機能性超分子ゲルの創出：医薬への応用と形成メカニズム解明」 | 「幅広い分子階層を有する核酸モダリティに対する創薬化学的研究」 |
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| 友重 秀介 | 服部 倫弘 |
| （東北大学大学院 生命科学研究科 助教） | （中部大学 特任准教授） |
| 「生体高分子恒常性への化学介入に基づく次世代創薬化学基盤の創出」 | 「無保護アミノ酸による環状アミノ酸の形成および環状ペプチド両末端・側鎖へのマルチ伸長反応の開発」 |
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| 福田 達也 | 松本 信圭 |
| （和歌山県立医科大学 薬学部薬剤学研究室 講師） | （東京大学大学院 薬学系研究科 助教） |
| 「生体バリアの克服および中枢疾患治療を目的とした多様なDDSの開発」 | 「海馬における記憶再生機能の開拓」 |
女性薬学研究者奨励賞受賞者（応募1件、授賞1件）
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| 田中 晶子 |
| （神戸薬科大学 講師） |
| 「口腔内または脳を標的とした経粘膜投与型 ドラッグデリバリーシステムの開発」 |
創薬科学賞受賞者（応募4件、授賞2件）
「セロトニン・ドパミン アクティビティ モジュレーター (SDAM)ブレクスピプラゾールの創製」 |
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| 伊藤 展明 | 山下 博司 | 宮村 伸 | 前田 健二 | 菊地 哲朗 |
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| 伊藤 展明 | 山下 博司 |
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| 宮村 伸 | 前田 健二 |
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| 菊地 哲朗 |
山下 博司（大塚製薬株式会社 知的財産部）
宮村 伸（大塚製薬株式会社 研究管理部 課長）
前田 健二（大塚製薬株式会社 メディカル・アフェアーズ部）
菊地 哲朗（大塚製薬株式会社 医薬品事業部 シニアフェロー）
受賞理由
自社開発品に対するリバーストランスレーショナルリサーチを起点として、セロトニン・ドパミンアクティビティモジュレーターであるブレクスピプラゾールの創製に成功した。本剤は、その独自の薬理学的特性と優れた有効性・安全性により、精神疾患の治療に加え、アルツハイマー型認知症に伴うアジテーションへと適応を拡大し、幅広い臨床的価値を見出した。以上の薬剤開発ならびに適応拡大の成果は、創薬科学の発展に寄与するものであり、本創薬研究は創薬科学賞にふさわしい業績であると判断する。「新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に対するDS-LNP-mRNA技術を用いた「コロナウイルス（SARS−CoV−2）RNAワクチン」の創製」
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| 城内 直 | 田中 夏樹 | 丹羽 貴子 | 鈴木 貴 |
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| 城内 直 | 田中 夏樹 |
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| 丹羽 貴子 | 鈴木 貴 |
田中 夏樹（第一三共株式会社 シニアディレクター）
丹羽 貴子（第一三共株式会社 プリンシパルサイエンティスト）
鈴木 貴（第一三共株式会社 プリンシパルサイエンティスト）
受賞理由
pH応答性脂質を応用した自社独自のLNP（脂質ナノ粒子）技術に基づき、新型コロナウイルスRNAワクチンの開発に成功した。本ワクチンは、新型コロナウイルス感染症予防に対して高い有効性を示すとともに、冷蔵条件下での安定的な流通を可能とする優れた特性を有する。今回確立されたワクチン技術は、今後の新興感染症に対応可能な汎用的プラットフォームとして、日本におけるワクチン開発の発展に大きく貢献した。以上の業績から本創薬研究は創薬科学賞にふさわしいと判断する。教育賞受賞者（応募2件、授賞2件）
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| 小澤 光一郎 | 望月 眞弓 |
| （安田女子大学 教授） | （慶應義塾大学 名誉教授） |
| 「薬学教育6年制改革推進及び国際発信への貢献」 | 「薬学生・薬剤師教育を通じた、一般用医薬品の普及とセルフメディケーション推進への貢献」 |
佐藤記念 医療貢献薬剤師賞受賞者（応募2件、授賞1件）
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| 村木 優一 |
| （京都薬科大学 教授） |
| 「臨床実践に基づく個別化治療とビッグデータ解析による感染症治療の最適化」 |
