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神野透人教授(名城大薬)らが、変異株を短時間で識別できるPCR検査法の開発に成功しました。 -新型コロナウイルス関連情報-

2021/06/22

 名城大学薬学部の神野教授らは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株が識別可能な、高分解能融解曲線分析法を利用したPCR検査法の開発に成功しました。従来法では遺伝子解析に1週間程度必要でしたが、90分程度での識別が可能となりました。現在遺伝子情報が明らかな7種類の変異株(英国型、南アフリカ型、ブラジル型、フィリピン型、日本固有型、カリフォルニア型、インド型)の識別が報告されています。従来型のPCR検査装置を用いることができ、変異株による市中感染の迅速な把握が期待されます。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1341321X21001689

環境・衛生部会