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実務実習(病院実習)への対応に関する連絡

2020/08/18


 日本薬学会は薬学教育協議会と連名で、全国の薬科大学学長・学部長に宛て下記の文書を発信しました。



実務実習(病院実習)への対応に関する連絡

2020 年8 月12 日

全国薬科大学学長・学部長 各位

公益社団法人 日本薬学会
会頭 髙倉 喜信
一般社団法人 薬学教育協議会
代表理事 本間 浩


 新型コロナウイルス感染症は、新たに全国的な感染拡大の様相を呈しており、各大学におかれましては今後の薬学実務実習の実施に向けて苦慮されていることと存じます。
 日本薬学会と薬学教育協議会は、既に「実務実習への対応に関する連絡(令和2 年4 月30 日付け)」、「実務実習(病院実習)への対応に関する連絡(令和2 年5 月1 日付け)」、「新型コロナウイルス感染症に対応した2020 年度薬学実務実習についての指針(令和2 年5 月91 日付け)」を発信し、通常の実務実習の実施が困難な場合には、大学が各受入施設と十分な協議・連携を通じて対応策を検討し、実習生に周知するとともに有意義な実務実習となるよう努めていただくことをお願いして参りました。
 今般、感染者の全国各地での急増に鑑み、日本病院薬剤師会から「新型コロナウイルス感染症による病院実習の対応について-第3報-」が、下記の通り全国の病院薬剤部門長宛に発信されました。上記の「実務実習(病院実習)への対応に関する連絡(令和2 年5月1 日付け)」で発信された指針Ver.2 の新たな指針(対応案)です。各薬科大学・薬学部におかれましては、指針として参考にしていただきたくお願い申し上げます。
 本年度は非常事態下での実務実習となっており、各大学では、実習生への指導や受入施設との十分な連携のもと、遠隔実習などに必要な資材や情報についても受入施設との積極的な共有をお願いいたします。実務実習における学生の成長を施設の指導薬剤師とともに評価・確認することで、実務実習の質の担保をお願いする次第です。


参考資料