薬学用語解説
副作用
作成日: 2023年07月22日
更新日: 2024年03月01日
薬理系薬学部会
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病気の治療に関わる主作用に対し、それとは異なる別の作用や有害である作用のこと。主作用以外の全ての作用を意味する用語であるが、一般的には主作用以外の作用でも患者にとって不都合でない場合は副作用と呼ばないことが多い。病気の予防、診断、治療に通常用いられる用量で起こる好ましくない反応を有害反応(adverse reaction)と呼ぶ。医薬品添付文書では副作用の項目に有害反応が記してあり、一般には副作用と有害反応は同じ意味として扱われている。