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薬学用語解説

照射線量

作成日: 2023年07月22日
更新日: 2024年03月01日
物理系薬学部会
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照射線量とは、X線とγ線のみに用いられる放射線量であり、空気を電離する能力すなわち空気中に発生する荷電粒子の量を意味する。直接測定することが可能であり、1989年(平成元年)までは放射線計測量として広く使用されていた。以前はレントゲン(R)という単位が用いられたが、現在は単位質量(kg)あたりに発生するクーロン量(C/㎏)が用いられている。1R = 2.58 X 10-4C/kgに相当する。