薬学用語解説
カテコールアミン
作成日: 2023年07月22日
更新日: 2024年03月01日
化学系薬学部会
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分子構造のなかにカテコール(1,2-ジヒドロキシベンゼン)の4位にアミノエチル基をもった化合物を総称してカテコールアミンという。生体内で機能するカテコールアミンとしてはアドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミンなどがある。これらは神経伝達物質として、また副腎皮質ホルモンとして重要な役割を果たしているため、カテコールアミン骨格をファーマコフォアとする医薬品が多数存在する。