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薬学用語解説

光学活性

作成日: 2023年07月22日
更新日: 2023年12月22日
化学系薬学部会
© 公益社団法人日本薬学会

光学活性物質(エナンチオマーの一方)は光の平面偏光を回転させる。これは旋光計とよばれる装置を用いて測定できるが、これによりエナンチオマーを区別し、さらにエナンチオマー比を測定することができる。偏光面を時計回りに回転させるとき試料は右旋性であり(+)またはdで表し、逆は左旋性で(−)またはℓとなる。