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薬学用語解説

銀鏡反応

作成日: 2023年07月22日
更新日: 2024年03月01日
化学系薬学部会
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銀鏡反応はアルデヒドや一部の糖類、α-ヒドロキシケトン類などの還元性に由来する反応であり、一部医薬品の確認などに用いられる。アンモニア性硝酸銀水溶液(銀アンモニア錯イオン)に上記化合物を加えて加温すると、銀イオンが還元されて銀が析出する。ガラス容器でこの反応を起こすと文字通り銀の鏡ができる。