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薬学用語解説

定期接種と任意接種

作成日: 2023年07月22日
更新日: 2023年12月21日
医療薬科学部会
© 公益社団法人日本薬学会

定期接種とは、国が必要性を認めて予防接種法で接種を勧奨しているワクチンである。副反応についても、予防接種法による救済措置に基づいて国が補償している。一方、任意接種とは、国が必要性を認めて推奨しているワクチンを指す。定期接種の対象年齢内を外れるものも、任意接種となる。副反応については、医薬品医療機器総合機構の健康被害救済制度(民間団体)による補償がある(http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai.html)。  Hib、PCV7、HPV2・4の3種類は、2013年度から定期接種化が予定されている。さらに、おたふくかぜ、水痘、HB、成人用肺炎球菌23価(PPV23)も、順次定期接種化が計画されている。