薬学用語解説
咽中炙臠
いんちゅうしゃれん
作成日: 2024年05月10日
更新日: 2024年05月10日
生薬天然物部会
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漢方では、咽喉部に引っかかるような違和感のある状態を咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)という。吐こうとしても飲み込もうとしてもとれず、梅の種があるような感じに似ているところから梅核気(ばいかくき)ともいう。半夏厚朴湯の使用目標となる。