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薬学用語解説

固有活性
こゆうかっせい

作成日: 2025年06月18日
更新日: 2025年06月18日
環境・衛生部会
© 公益社団法人日本薬学会

薬物がそのターゲット受容体と結合した際に生じる活性反応を、割合で比較する数値。作動薬(アゴニスト)には、フルアゴニストとパーシャルアゴニストが存在する。前者は生物学的応答反応を引き起こすefficacy(効力性)が大きく、その固有活性を1とする。これに比べて後者はefficacyが小さく、固有活性は0~1の値となる。