薬学用語解説
2-ナフチルアミン
作成日: 2025年06月18日
更新日: 2025年06月18日
環境・衛生部会
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ナフタレンの2位(β位)にアミノ基が結合した芳香族アミン。分子量143、融点112度の無色(淡赤色)固体。発がん性(主に膀胱癌)が高いため製造、販売などは厳しく制限されている。この2-ナフチルアミンは体の中で酸化、抱合化を受けた後に遺伝子と結合し発がん性を示す。