日本薬学会からのお知らせ

日本薬学会が刊行する学術誌が変ります

 日本薬学会が、「くすり」に関わるすべての領域で世界をリードしていくために、クオリティーの高い学術誌を発行していくことは最も重要な事業の一つです。また、6年制薬学教育の導入という日本の薬学が始まって以来の大きな変革が行われ、医療薬学を専門分野とする薬学会構成員が増え、医療薬学分野の学術誌を充実していく必要が生じました。そこで、平成20年度に学術誌検討ワーキンググループ(WG)を立ち上げることを決定し、日本薬学会が刊行する学術誌の現状解析と問題点の抽出から学術誌の将来像について真摯に取り組んでまいりました。さまざまなデータを集め、14回の会議を開催し、のべ37時間にわたり、あらゆる角度から検討を重ねてきました。その間、平成22年1月に中間答申、9月に基本方針に関する答申書、平成23年3月に最終答申書が提出されました。そして、ホームページ、メールマガジン、さまざまな学術集会、部会、支部を通してWGの答申内容を会員の皆様にお知らせするとともに、幅広く意見を募ってきました。理事会でも、これらの答申書や会員からの意見に基づいて学術誌のあるべき姿と今後の方針について議論を重ね方針を決定しました。

 この改善は、日本薬学会会員の皆様のご理解とご支援ご協力があってこそ実りあるものになります。日本薬学会が発行する学術誌をみなさんで育てていただきたくご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。








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