継続的な肝障害誘導時における経時的な免疫因子挙動の病理組織学解析 関節リウマチの超早期から血清中で増加する免疫複合体抗原の特定 有害事象自発報告データベースを用いた抗微生物薬による血液凝固能変動に関する解析 40 医療系-医療薬科学 医療系-医療薬科学 医療系-医療薬科学 27P-pm510S 29PA-534S 29PB-531 〔東大院薬〕中川 朋香 〔長崎大院医歯薬〕忽那 幸紀 〔琉球大薬〕國場 訓 継続的な肝障害誘導下にて,医薬品開発に重要な肝障害からの回復過程を免疫動態の視点から解析しました。マウスに化合物を長期間飲水投与し、肝臓の病理組織学的変化を観察した結果、単球由来マクロファージや自然抗体が壊死領域に集積すること、および化合物の種類により免疫細胞の挙動が異なることを見出しました。 関節リウマチは、初期症状での治療が予後の改善につながるため、早期発見・早期治療が重要です。本研究では、病態症状がほとんどない超早期とも呼べる時期から出現し、疾患進展で抗原量が増加する4つの分子を特定しました。特に検出頻度の高い2つの分子の増加が関節リウマチの病態に関与する可能性があります。 人類は長い歴史の中でウイルスや細菌と戦うために様々な薬を生み出してきました。しかし、その一部の薬で出血が起こりやすくなる可能性があります。今回、日本の約100万件の副作用データを用いてよく使われている抗微生物薬について検証しました。本研究成果は、出血の副作用に気をつけ、より適切な薬物治療を行うことに貢献します。 #薬物誘導性肝障害 #壊死領域 #飲水投与 #関節リウマチ #免疫複合体抗原 #バイオマーカー #ビックデータ #抗微生物薬 #出血 傷害を与え続けても消える!? 肝臓の壊死領域 あなたは関節リウマチ予備群? ビックデータで薬の副作用を見る! 一般学術発表 ハイライト要旨
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