第145年会ハイライト集
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海洋生物由来レクチンの抗高病原性ウイルス効果検証 ミネラルウォーター類におけるPFAS含有量調査 国内販売の加熱式たばこ50銘柄の主流煙成分の比較による加熱式たばこの評価 33 生物系-微生物学 環境・衛生系-衛生化学・公衆衛生学 環境・衛生系-衛生化学・公衆衛生学 27-12-pm03 27P-am388 27P-pm379 〔長崎大高度感染症研セ〕浦田 秀造 〔埼玉衛研〕久保 菜穂子 〔国立保健医療科学院〕稲葉 洋平 フニンウイルス感染は高い致死率のアルゼンチン出血熱を引き起こしますが、世界的に認可された予防法・治療法はありません。今回、我々は長崎の近海等で採取された海洋微生物から抽出された糖タンパク質結合タンパク質の中から、AJLecがフニンウイルスの細胞への感染阻害効果を保有することを発見しました。 本調査では、国内で販売されているミネラルウォーター37検体を対象に、PFOS、PFOA、PFHxSの含有量を分析しました。その結果、一部の検体からPFOS、PFOAが検出されましたが、水道水の水質管理目標値を超えて検出されたものはなく、PFASによる健康への影響は低いと考えられます。 加熱式たばこの有害化学物質量は、紙巻たばこよりも低減されていると考える方は多いです。これは加熱式たばこ販売当初、パンフレットに90%削減と記載されたことが影響しています。しかし、本研究で紙巻、加熱式たばこを大規模に調査したところ、比較する銘柄によって削減量は0%にもなることが確認されました。 #フニンウイルス #レクチン #アルゼンチン出血熱 #PFAS #ミネラルウォーター #LC-MS/MS #加熱式たばこ #有害化学物質量 #たばこ特異的ニトロソアミン 新規高病原性ウイルス阻害薬開発に期待! 加熱式たばこ50銘柄分析で分かった有害性 ミネラルウォーター、PFAS含有量調査 一般学術発表 ハイライト要旨

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