Ru/C触媒を用いる第3級アルコール由来基質からオレフィンへの選択的変換 円偏光発光を示す新規らせん型フルオレセイン系色素の開発と細胞染色への応用 非平面型ポルフィリノイドoxa-TEtraQuinolineの合成と金属捕捉挙動 24 化学系-有機化学 化学系-有機化学 化学系-有機化学 28P-am047S 28-18-pm03S 27-17-am03 〔阪大院薬〕菅沼 優一 〔京大院薬〕加賀山 愛佳 〔慶應大薬〕小林 透威 アルコールの脱水反応には一般に強酸が用いられます。我々は、中性に近い白金族系(貴金属)の固定化触媒を用いて、酸性条件では達成困難な選択性を有するアルコール類の脱水反応を開発しました。触媒はろ過により容易に回収でき、これは環境に優しい反応です。創薬研究の幅を広げる有機反応としての利用が期待されます。 生体内の微小三次元環境には左右を区別するキラリティがあり、それを「見る」手段としてキラル発光が注目されています。私たちは、キラル分子と蛍光色素を融合させた新しい発光分子を開発し、pH応答性などの様々な特徴を持たせることに成功しました。現在、多機能蛍光プローブとしての可能性を探っています。 o-TEQという新しい分子は、ユニークな構造を持ち、金属を強力にキャッチします。特に、有害で高価なパラジウムをうまく取り込むことができ、廃棄物からの再利用や、安全な医薬品作りに役立つかもしれません! #固定化触媒 #脱水反応 #環境負荷低減型反応 #キラル発光分子 #円偏光発光 #細胞染色 #ユニークな分子の開発 #大環状分子 #金属の捕捉 貴金属触媒を用いて脱水反応を制御! 刺激応答発光を示す新分子で細胞を見る 金属を選んで捕まえる!新分子o-TEQ 一般学術発表 ハイライト要旨
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