第145年会ハイライト集
20/54

キーワード #子宮頸がん #HPVワクチン #普及活動 キーワード #産学官連携 #リアルワールドデータ #薬剤師の貢献の視える化 スポンサードシンポジウム 2025年3月28日 15:00 ~ 16:30 医療卸である株式会社アステムは単なる「モノ売り」ではなく、発症予防・早期発見・早期治療の重要性から自治体やアカデミアへの活動も展開しています。その活動の一つに今回のテーマである「子宮頸がん発症予防」があります。日本では年間約11,000人が子宮頸がんに罹患し、約2,900人が亡くなっています。子宮頸がんはヒトパピローマウィルス(HPV)の長期にわたる感染が原因と考えられています。幼い子どもを残して亡くなる母親が多いことから、別名「Mother Killer」とも呼ばれています。その一方で子宮頸がんには有効な予防方法があります。それはHPVワクチンを接種し感染を予防することです。現在、小学校6年から高校1年相当の女子に対し定期接種として公費にてHPVワクチンを接種することができます。日本の 接種率は欧米の先進国に比べて低く、接種率向上は喫緊の課題です。現在、子宮頸がんワクチン普及のために産・官・学連携による多くの取組みが行われています。本シンポジウムでは、HPVワクチン普及のための活動について紹介させていただき、子宮頸がん根絶のために我々ができることを考えたいと思います。 スポンサードシンポジウム 2025年3月29日 10:15 ~ 11:45 薬剤師の業務は、薬を中心とした対物業務に多くの時間を割いていた時代から、患者さんへの丁寧な聞き取りや服薬指導、調剤後の相談やフォローアップなど、対人業務へとシフトしてきています。 近年では、クラウド型電子薬歴や患者さんと薬局をつなぐICTツールの普及により、リアルワールドデータ(RWD)を対人業務の定量的・定性的な評価に活用する未来が見えつつあります。対人業務の評価は、医療の質向上に重要な役割を果たすだけでなく、薬剤師の貢献を可視化することにも寄与すると考えられます。 本シンポジウムでは、行政、教育機関、医療施設、企業など、さまざまな立場のシンポジストによる講演を通じて、RWDがどのように活用され、薬剤師の未来を切り開いていくのか、またその過程で生じる課題について、多角的かつ実践的な視点から議論します。 第15会場(マリンメッセ福岡B館: 会議室1-1) 17 第5会場(福岡国際会議場: 202) (共催: 株式会社アステム) (共催: 株式会社カケハシ) SS12 人々の健康に関わる<不>の打開の取組みとして~子宮頸がんワクチンの普及のために~ オーガナイザー 厚田 幸一郎 (北里大薬、アステム)、山田 亮 (久留米大医) SS13 データサイエンスから薬剤師の未来を考える-産官学の立場からー オーガナイザー 工藤 知也 (カケハシ)、佐野 元彦 (星薬大)

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る