第145年会ハイライト集
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チームの中で、「薬学」を通じて適切ながん薬物療法を実践する薬剤師 キーワード #レジメン管理 #副作用マネジメント #がん薬剤師外来 オーガナイザー 川上 和宜 (がん研有明病院薬)、松尾 宏一 (福岡大薬) 15 スポンサードシンポジウム 2025年3月28日 13:15 ~ 14:45 医療現場における薬剤師の役割はますます重要になっています。その役割を果たしていくには、病院薬剤師や薬局薬剤師だけでなく、大学薬学部の教員を含めたALL薬剤師としての連携が欠かせません。われわれ薬剤師のバックボーンには医師や看護師とは異なる薬学という学問体系があり、この薬学をベースとした知識やスキルが必要な場面が医療現場ではたくさんあります。 現在、医療現場では多くの薬剤師が質の高い業務を展開しています。それは従来から実施されている調剤や服薬指導の枠を超えた取り組みです。その中で、次世代の薬剤師を育てる大学薬学部での教育、臨床現場でのエビデンス発信方法など、大学薬学部の教員のサポートが必要です。 本シンポジウムでは、薬剤師の専門的な知識やスキルが特に求められるがん薬物療法に焦点を絞ります。がん薬物療法は多種多様な副作用が発現する場合があり、薬剤師が患者と面談し症状を聞いて原因を考え対応します。症状が抗がん薬による副作用であれば、薬剤師が抗がん薬の休薬や減量、支持療法薬を医師に処方提案し患者への説明を行います。このように薬剤師が医師と協働して安全かつ有効ながん薬物療法を実践しています。 「レジメン管理」「副作用マネジメント」「がん薬剤師外来」をキーワードに、真に患者の役に立つ薬剤師業務の展開について、薬学をベースとした連携で切り拓く未来のイノベーションについて検討する場とします。医療現場でがん薬物療法の新展開を目指して頑張る薬剤師の熱のこもった講演を聞きに来てください。 第4会場(福岡国際会議場: 201) (共催: 株式会社医学書院) SS08 ALL薬剤師で切り拓くがん薬物療法の新展開 レジメン管理 副作用マネジメント がん薬剤師外来 処方提案

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