第145年会ハイライト集
15/54

SS03 レドックスバイオロジーのためのイメージング・検出技術の最前線 SS04 レドックス超分子・フェロトーシス研究の最先端―薬学への新展開 Prof. Marcus Conrad キーワード #超硫黄分子 #セレン #レドックス オーガナイザー 斎藤 芳郎 (東北大院薬)、山田 健一 (九大院薬)、本橋 ほづみ (東北大医) キーワード #レドックス超分子 #フェロトーシス #超硫黄分子 スポンサードシンポジウム 2025年3月27日 15:00 ~ 16:30 近年、生命機能の解明や病態の解析において、新しい現象が発見・報告され、生命機能の理解が一層進んでいます。レドックスにより制御される生命現象の中でも、酸化ストレスへの応答を担う分子として生体内の『硫黄分子』に注目が集まっています。特に直鎖状に硫黄分子が連結した『超硫黄分子』の生体内での機能が報告されてきており、同族元素であるセレン分子と共に、これらの生体内での機能の解明に向けて盛んに研究が進められています。新しい発見には、新しい技術の開発が重要な役割を果たし、『新しい検出・イメージング技術の開発』が鍵となります。本シンポジウムでは、超硫黄分子の検出・イメージング技術の先端研究について、第一線の研究者より紹介します。これらの技術について理解を深めることを通して、本研究分野の更なる進化を期待します。(本シンポジウムは学術変革領域研究(A)「硫黄生物学」の支援のもとに行われます。) スポンサードシンポジウム 2025年3月27日 16:45 ~ 18:15 近年、解析技術の進歩により、レドックスにより制御される生命現象が新たに見いだされ、生命機能の解明や病態の解析が進んでいます。これまで活発に研究されてきた反応性の高い酸素である活性酸素種ROSや活性窒素種RNSに加え、超硫黄分子種や金属など、多種多様な活性種・超分子の存在が明らかとなり、生体内のレドックス環境の理解、疾患との関与について分子レベルでの研究が飛躍的に進展しています。特に、鉄依存的なラジカル脂質酸化反応を伴う細胞死“フェロトーシス”の発見以降、脂質酸化反応の制御因子が多数同定され、その研究成果はトップジャーナルを飾る研究領域となりました。本シンポジウムは、フェロトーシス研究のトップランナーであるMarcus Conrad博士を迎え、日本におけるレドックス超分子・フェロトーシス研究の第一人者との共同シンポジウムとして開催します。レドックス研究から発信する新たな生命の基本原理や疾患との関与、毒性学、創薬への展開について議論したい。 12 (共催: 学術変革領域研究(A) 「硫黄生物学」) オーガナイザー 大宮 寛久 (京大化研)、平井 剛 (九大院薬) 第7会場(福岡国際会議場: 204) 第2会場(福岡国際会議場: 501) (共催: JSPS)

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る