11 キーワード #ラジカル #再生可能エネルギー #有機合成 スポンサードシンポジウム 2025年3月27日 15:00 ~ 16:30 ラジカル(不対電子をもつ原子や分子)は、古くから研究されてきた活性種ですが、その制御は容易ではありません。実際、熱エネルギーを利用した従来の有機合成化学では、ラジカルの高い反応性を扱いあぐねてきました。これに対して、可視光や電気エネルギーを利用して穏和な条件でラジカルを発生させる方法を有機合成化学に取り入れることで、反応制御の新たな可能性が拓かれつつあります。この新しい研究の流れを、炭素資源変換を革新する確かな学術基盤の構築につなげるため、学術変革領域(A)「炭素資源変換を革新するグリーン触媒科学」では化学から物理学にまたがる広範な分野の融合研究を推進しています。このスポンサードシンポジウムでは、薬学研究との接点にフォーカスし、新規骨格形成反応や化学・立体選択的変換反応などの反応開発と、これらの反応を活かした複雑分子の構築、さらに新規生物活性分子創製研究への展開について議論します。 (共催: 学術変革領域研究(A)Green Catalysis) オーガナイザー 大宮 寛久 (京大化研)、平井 剛 (九大院薬) 第2会場(福岡国際会議場: 501) SS02 創薬科学を推進するグリーン触媒科学
元のページ ../index.html#14