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IS02-S1~4 2023年3月28日(火) 09:00 〜 12:00 E1,E3会場 14:00-17:00 PS1,PS2会場 薬学の基盤を成す学術領域の多くは、歴史的にはヨーロッパ・北米に勃興し、その発展を先導する指導的人材育成の拠点は欧米の研究機関を中心に形成され、我が国を始めとするアジア諸国は欧米に追随するかたちで学術環境を整備・拡充させてきました。近年、アジア地域での経済交流が活性化し、アジア諸国の経済成長と学術環境の急速な発展が促されました。一方、世界的規模で喫緊の対策が求められる諸問題が顕在化し、その解決のため物質と生命の相互作用の理解と制御を目指す薬学研究には一層の発展が求められています。 発展著しいアジア諸国と、我が国のパートナーシップに基づく学術交流ネットワークを基盤として、次世代の薬学研究を先導する人材育成のために連携を強化することは、アジア地域のみならず人類の持続的な発展に貢献すると期待されます。そこで日本薬学会理事会では、第143回年会組織委員会との協力のもと、国内の薬系大学・学部が独自に培ってきたアジア諸国薬系大学との複数の学術交流基盤を活用して、アジア太平洋地区の次世代の薬科学者の育成と学術交流ネットワーク形成に資するべく、次世代薬学アジアシンポジウムを企画しました。本シンポジウムでは、日本、台湾、タイ、マレーシアの若手研究者・大学院生(日本16名、海外16名)による英語口頭発表形式にて、4つの会場から化学系・物理系ならびに生物系・医療系の薬学研究の最新の成果を発信します。 次世代薬学アジアシンポジウム 国際交流シンポジウム オーガナイザー 浜瀬 健司(九大院薬)、小椋 康光(千葉大院薬)、 岩渕 好治(東北大院薬)、市川 聡(北大院薬)

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