佐々木茂貴長崎国際大学 大学院薬学研究科 研究科長日本薬学会 会頭◆創薬最前線........................................................178 池浦 義典AxceleadDrugDiscoveryPartners㈱ 代表取締役社長 田中 崇裕AxceleadDrugDiscoveryPartners㈱ カスタマーイノベーション推進 ディレクター◆WINDOW .........................................................184 阿部 正人DrugDiscoveryScientist,WarrenCenterforNeuroscienceDrugDiscoveryatVanderbiltUniversity◆ESSAY .............................................................190 加来田博貴岡山大学 学術研究院 医歯薬学域 准教授◆DISCOVERY ....................................................195 立花 裕樹塩野義製薬㈱ 事業開発部 部長 横島 聡名古屋大学 大学院創薬科学研究科 教授 寺内 太朗エーザイ㈱ DHBL プロテインインテグリティー&ホメオスタシスドメイン ヘッド◆ステム手帖-18 ...................................宮田 直樹211◆BOOKS紹介 ......................高橋 大輝,鈴木 雅寿222◆記事「創薬懇話会2022 in 名古屋」開催報告 ........................223「第37回創薬セミナー(オンライン)」開催報告 ............2242022年11月~2023年9月の海外学会(MedicinalChemistry関連) ...225◆編集後記 ...........................................................228228MEDCHEM NEWS 32(4)228-228(2022)編集編集後記後記本誌に掲載された著作物の複製・翻訳・上映・譲渡・公衆送信(データベースへの取り込みおよび送信可能化権を含む)に関する許諾権および行使権(非独占的)は公益社団法人日本薬学会が保有しています。本誌の複写は、一般社団法人学術著作権協会(〒107-0052東京都港区赤坂9-6-41乃木坂ビル 電話03-3475-5618 Fax03-3475-5619 E-mail:info@jaacc.jp)の許可が必要です。公益社団法人日本複写権センターと包括複写許諾契約を締結されている企業の方を除きます。定価 1100円(本体1000円+税10%)◆巻頭言 ..............................................................173◆SEMINAR2022年度日本薬学会医薬化学部会賞受賞3CLプロテアーゼをターゲットとしたCOVID-19治療薬S-217622の創製創薬の将来ビジョンとその実現のための研究構想革新的新薬の創出に向けた創薬研究の新たな潮流とAxceleadの挑戦オリジナリティの高い創薬シーズを求め、Scrippsで経験したことレチノイドX受容体を標的とする炎症性腸疾患治療薬の開発研究選択的オートファジーを自在に制御できる分子AUTACの発明と応用可能性 ....................................201 高橋 大輝東北大学 大学院生命科学研究科 助教 有本 博一東北大学 大学院生命科学研究科 教授ハイスループット合成技術の概要と新展開 ...................207 瀬尾 竜志アステラス製薬㈱ 開発研究 ディスカバリーインテリジェンス プラットフォームサイエンス&モダリティ研究室 主管研究員 渡辺 順子アステラス製薬㈱ 創薬アクセレレーター ベンチャーユニット InnateImmuneRegulation主任研究員低分子Kinase創薬の進展と今後の展望 ~初の低分子Kinase阻害薬の承認から20年が経って~ ...212 飯尾 清誠日本たばこ産業㈱ 医薬総合研究所 化学研究所 主幹研究員◆CoffeeBreak .....................................................217 石川 里香公益財団法人篷庵社◆Report ..............................................................218少彦名神社の神農祭創薬ニューフロンティア検討会の活動発行:公益社団法人日本薬学会医薬化学部会〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-12-15TEL(03)3406-3324 FAX(03)3498-1835©2022ThePharmaceuticalSocietyofJapan MEDCHEMNEWS編集代行事務局:株式会社じほうビジネスサービス内 E-mail:medchem@jiho.co.jpければ幸いです。 さて、2022年4号のMEDCHEMNEWS、巻頭言では、日本薬学会会頭の佐々木先生より「創薬の将来ビジョンとその実現のための研究構想」と題して、過去の振り返りから未来を想像し、我々研究者への投げかけをいただきました。創薬最前線では、池浦先生から創薬イノベーションに向けたAxcelead社の挑戦や熱い想いを紹介していただきました。WINDOWでは、新たな創薬環境を求めて製薬企業から米国アカデミアに渡られた阿部先生が体験や考えを述べてくださりました。海外志向の方だけでなく国内の研究者も刺激を受けるのではないでしょうか。ESSAYでは、加来田先生が一貫して取り組んでおられるレチノイドX受容体リガンドによる創薬を仮説から紹介されています。 DISCOVERYでは、今年度の医薬化学部会賞を受賞され、期待が集まるCOVID-19の経口治療薬候補S-217622の創製について立花先生からご寄稿いただきました。スピード創薬をいかに成し得たのか、最後のメッセージまでご堪能ください。SEMINARでは、産学から3つの寄稿をいただきました。有本先生からは近年注目される「デグレーダー技術」の中でもオートファジー機構を利用した世界初の技術となるAUTACを、渡辺先生からはアステラス製薬におけるハイスループット合成に関わる多くの工夫や最新技術との融合について紹介していただきました。飯尾先生からは上市に至った低分子キナーゼ阻害薬を振り返って丁寧に解説していただきました。読み応えのある論文の合間には、石川先生ご紹介のCoffeeBreakで、道修町で親しまれる少彦名神社のお話で一休みください。REPORTでは、医薬化学部会に設置された創薬ニューフロンティア検討会の活動について、横島先生から紹介していただきました。毎年好評の「企業研究者との懇談会」が今年度も開催されますので、学生の方はお気軽にエントリーしてみませんか。 今回はじめて編集後記を担当するなかで、原稿を一つ一つ拝読し、著者の皆さまの“熱”を改めて感じることができました。これからも読者の皆様に愛されるような誌面の充実に、編集委員一同で取り組んで行きたいと思います。MEDCHEM NEWS編集委員会大野浩章(京大院薬・委員長)、石川稔(東北大院生命科学)、伊藤文雄(WuXiAppTec)、上原啓嗣(協和キリン)、王子田彰夫(九大院薬)、柿沼浩行(大正製薬)、佐藤元秀(日本たばこ産業)、永澤秀子(岐阜薬大)、馬場良泰(徳島大産官学連携セ)、山元康王(田辺三菱製薬)医薬化学部会のホームページhttp://www.pharm.or.jp/bukai/index.htmlMEDCHEM NEWSVol.32No.42022年11月1日発行第三種郵便物承認PrintISSN:2432-8618OnlineISSN:2432-8626 本号が皆さまのお手元に届くころは秋の学会シーズンですね。医薬化学部会でも第39回メディシナルケミストリーシンポジウム(オンライン)が近づいています。新企画の用意もありますので、ぜひご参加いただ編集委員 山元 康王MEDCHEM NEWS Vol.32 No.4 目次
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