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Troutonの規則とWaldenの規則

 

 Troutonの規則によれば,物質一般の蒸発・沸騰において蒸発エントロピーが85~88J/K/molになる.HeやH2は液相での分子間相互作用が弱いので,蒸発エントロピーがこれより小さい.また,液相で分子間相互作用の強い水やアルコール類は,蒸発エントロピーがこれより大きい.酢酸は液相で会合性であっても気相でも二量体だから,蒸発エントロピーはアルカンと同等となる.

 Waldenの規則によれば,有機化合物の融解において化合物が液相で会合しないときの融解エントロピーは56.5J/K/molになる.これよりも融解エントロピーが小さい場合は融解で液相分散が進行しないと解釈し,化合物が会合性であると考える.(2013.04.FYI)


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