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S期特異性薬剤

 

 抗がん剤は殺細胞作用様式から,濃度依存性作用群と時間依存性作用群に分類される.濃度依存性作用群は,アルキル化剤や抗がん性抗生物質などの周期特異性薬剤が分類される.その作用機序としては,二重鎖DNAと結合し,架橋を形成し,DNA複製障害,DNA断裂を起こし,細胞周期のすべての期で有効である.一方,時間依存性作用群には,代謝拮抗剤や植物性アルカロイドなどの期特異性薬剤が分類される.その作用機序としては,DNARNAおよびタンパク質合成阻害や紡錘系阻害などを起こし,細胞分裂の中の特定の期,DNA合成期(S期)や分裂期(M期)に有効である.(2011.07.FYI)


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