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PET/SPECT

 

 ポジトロン断層法(PET)とは,陽電子検出を利用した生体断層撮影法である.人体に投与された陽電子放出核種(例えば,11Cや18F)は,体内で崩壊して1個の陽電子を放出する.放出された陽電子は近傍の電子と対消滅し,電子の静止質量に等しいエネルギー(511keV)の光子(ガンマ線)が2個放出される.多数のガンマ線検出器から構成されるPET装置は,2個の光子の信号を組み合わせる同時計数回路により,高感度にトレーサーを検出できる.一方,単一光子放射断層撮影(SPECT)とは,体内に投与した放射性同位体から放出されるガンマ線を検出し,その分布を断層画像にしたものであり,PETよりも感度や空間分解能が低いが,トレーサーの半減期が長く取り扱いが容易であるため,医療ではより広く普及している.(2013.07.FYI)


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