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MYB転写因子(高等植物)

 

もともとはトリ骨髄芽球症ウイルスからがん遺伝子として発見されたが,その後,哺乳類,昆虫,植物,真菌などで広く転写制御因子として存在することが示された.MYBタンパク質中の50アミノ酸残基からなる保存されたへリックス―ターン―へリックス構造がDNA結合ドメインとして働き転写制御に関わる.通常このDNA結合ドメインは,MYBタンパク質中に1~3個繰り返して存在する.繰り返しが1個及び3個のMYB因子は細胞周期など,どの生物にも基本的な現象に関与していると考えられる.しかし,繰り返し構造が2個のMYB因子はシロイヌナズナ(モデル植物)のゲノムに125個も存在し,2次代謝やストレス応答など植物に特有な現象の制御に関わっていると考えられている.(2008.2.26 掲載) [FYI用語解説(ファルマシアVol.43,No.7)より転載]


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