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HPLC

 

高性能液体クロマトグラフィー

液体クロマトグラフィーは,移動相に液体,固定相には固体を使用するクロマトグラフィーの総称である.従来より開放型のガラス管にシリカゲルなどを充填して有機溶媒を流して合成有機化合物や天然物成分の分取に利用されていたカラムクロマトグラフィーも用いられているが、これを発展させ、固定相の細密化により分離能を高めるとともに, 圧力をかけることで分離時間の短縮を行っている液体クロマトグラフィーのことを高速液体クロマトグラフィーHPLC)とよぶことが一般的になっている.近年,サブ2μmの高性能充填剤が開発され,従来よりも短時間,省溶媒で高分離が得られるようになってきており,これを超高速液体クロマトグラフィー(UHPLC)とよぶ.分離した化学物質の検出に質量分析器を用いる場合,LC-MSという。  液体クロマトグラフィーの分離では,吸着原理の違いにより,吸着,分配,イオン交換,サイズ排除,生物学的アフィニティーなどの異なるモードがあり,これにより広範な化合物を分析できる.

HPLCは日本薬学会発行の4論文誌でスペルアウト不要の略語である。(2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)(2014.7.更新)


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