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骨パジェット病

 

 1876年,英国人Paget医師により診断された骨代謝異常疾患であり,急激な骨量減少を起こす.日本では100万人当たり2.8人の有病率と稀な疾患であるが,アングロサクソン系での罹患率は高く,米国では40歳以上に1%疾患が認められる.本疾患では,局所における破骨細胞数の増加とその活性向上による骨吸収の異常亢進,それに伴う骨形成の亢進により骨リモデリングが異常を来し,骨の微細構造変化と形態的な変形が認められ,痛みを伴い骨強度は低下する.麻疹ウイルス感染が契機となり,破骨細胞におけるビタミンD受容体の活性型ビタミンD感受性が亢進し,活性型ビタミンDが破骨細胞数増加と骨吸収亢進に影響するという報告がある.変形性骨炎ともいわれる.(2015.03.FYI)


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