日本薬学会 薬学用語解説 日本薬学会
 参考文献  使い方
当サイトの掲載情報の正確性については万全を期しておりますが、本会は利用者 が当サイトの情報を用いて行う一切の行為について何ら責任を負うものではありません。

陰陽論

 

陰陽, Yin-Yang

古代中国の中心をなす思想で、全宇宙に存在するもの一切を「陰」と「陽」に分け、対立する関係に置き換えて考える。例えば、太陽が陽、月が陰、昼が陽、夜が陰、男が陽、女が陰である。しかし、このように陰陽に分けられたものが常に陰であり、陽であるわけではない。昼の陽の中に日なたが陽、日陰が陰、男が陽であっても走り回っているときが陽、静かに休んでいるときが陰であるように、陰陽は固定概念ではなく、時と場所、状況や関係に応じて変化しながらバランスを取っている。このような陰陽論(いんようろん)は様々な分野で用いられているが、漢方で用いるときは、病気は陰陽のバランスが崩れたときに起こると考えられている。さらに「傷寒論」では、病邪と熱を出して闘っている状態を陽病とし、悪寒中心の状態を陰病とし、さらにそれぞれを3つのステージに分類することで、病気(急性疾患)の進行状況を示している(三陰三陽論(さんいんさんようろん))。(2006.6.22 掲載)(2014.7.更新)


IndexPageへ戻る





Copyright© 2005-2008, The Pharmaceutical Society of Japan