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鎮吐薬

 

制吐薬、antiemetics, antiemetic drugs

鎮吐薬は、悪心の持続により食欲減退・栄養障害に陥る場合、嘔吐が続いて低カリウム血症・アルカローシス・脱水を起こす場合に用いられる。動揺病(脳圧の増大・内耳迷路への刺激によって起こる嘔吐反射;乗り物酔い)に用いられるヒスタミンH1受容体拮抗薬(ジメンヒドリナート)、中枢神経の化学受容器引き金体(CTZ; chemoreceptor trigger zone)でドパミンD2受容体を抑制するスルピリド、ドンペリドン、抗コリン作用薬のスコポラミンなどがある。また抗腫瘍薬の副作用としての嘔吐には、CTZと胃の求心性迷走神経末端のセロトニン受容体を遮断するセロトニン5HT3受容体拮抗薬(グラニセトロン、オンダンセトロン、アザセトロン)やNK1拮抗薬などがある。(2006.5.22 掲載)


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