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薬物(処置区画に対する)嗜好性と嫌悪性

 

 モルヒネの連用による身体及び精神依存の形成能については,動物試験により評価されている.例えば,薬物の精神依存形成能の有無を評価する方法として,マウスあるいはラットにより,条件付け薬物処置区画選択試験法(conditioned place preference method)がある.この方法は,薬物が有する動機付け効果(motivational effect)もしくは欲求効果(appetitive effect)を評価する手段と考えられている.この際,薬物の欲求特性(強化効果)が認められる場合を薬物処置区画に対する嗜好性(place preference)といい,精神依存性形成能を有することを示すとされ,精神障害を引き起こす可能性が示唆される.一方,薬物に対する欲求効果を抑制している場合を薬物処置区画に対する嫌悪性(place aversion)という.(2010.09.FYI)


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