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薬物耐性

 

tolerance

薬物の反復投与により、最初は著明な効果があった薬物が、同じ効果を得るために使用量を増加しなくてはならなくなる現象。身体依存と密接に関連して起こる現象である。薬物代謝が亢進して起こる代謝性耐性、薬物の効果を代償してしまう状態となる行動性耐性、受容体などに代償的変化が起こる機能的耐性に分けられる。モルヒネ・ヘロインなどのオピオイド類、バルビツール酸・アルコールなどの中枢抑制薬、フェンシクリジン(PCP)・リセルグ酸ジエチルアミド(LSD)などの幻覚薬、その他ニコチンやシンナーなどで耐性が起こる。特異な現象として、覚せい剤(アンフェタミン)の繰り返し使用による逆耐性(感受性亢進)がある。(2006.10.4 掲載)


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