分布、Distribution
薬物が、血液中から組織へ移行する現象。薬物分布は,血液灌流や組織におけるタンパク質との結合,部位のpH,細胞膜の透過性により影響を受ける。一般に組織へ分布するのは血漿タンパク質と結合していない非結合型薬物のみである。血液と組織間で平衡に達した後,組織内や細胞外液の薬物濃度は,血漿薬物濃度に反映されている。(2008.1.17 掲載)
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