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臨界核化エネルギー・照射エネルギー

 

 過飽和溶液中で結晶核が生成する現象は,表面を形成する正のエネルギーと体積が増加することによる負のエネルギー変化の合計から考えられている.この理論により,結晶核が生成するには,臨界核化エネルギー(エネルギー障壁)および臨界粒径を超える必要があることが分かり,過飽和の度合いが高いほど,臨界エネルギーは低く,臨界粒径は小さくなる.つまり,過飽和の度合いが高くなると,結晶核が生成しやすくなる.また,過飽和の度合いが小さいと臨界エネルギーは高くなり,結晶核が生成しにくい.ここで,局所に強く超音波照射エネルギー(出力×時間)を付与すると,臨界核化エネルギーを超えて,結晶核生成ができることになる.(2011.11.FYI)


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