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罹患率

 

Incidence rate

 一定期間内に新たに発生した患者の、単位人口に対する割合。観察集団内の各個人が単位観察期間内に病気にかかる危険の大きさ(リスク)を示す指標。

罹患率 = 期間内の新発生患者数÷調査対象人数・期間(人・年、人・日など)

 罹患率を調べる集団は、追跡期間中に疾病に罹患する可能性のある人々に限られる。例えば前立腺がんの対象に女性は含まれない。「新たに発生した」という制約があるので、すでに対象とする疾患に罹っている者は除外される。観察開始時期が異なってもよく、観察対象者が有効に使える。途中で追跡不明になった場合は脱落例として除外する。

 罹患率は、有病期間が短い急性疾患の調査に適している。一方、有病率は、有病期間が長く致命率が低い慢性疾患の調査に適している。 (2008.8.12 掲載)


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