日本薬学会 薬学用語解説 日本薬学会
 参考文献  使い方
当サイトの掲載情報の正確性については万全を期しておりますが、本会は利用者 が当サイトの情報を用いて行う一切の行為について何ら責任を負うものではありません。

経肺投与

 

pulmonary administration

肺は表面積が非常に広く,また,毛細血管が密に存在することから,ペプチドなどの難吸収性薬物を薄い肺胞上皮膜を通して循環血に吸収させる全身作用を目的とする投与ルートとして期待されている.これまでは,薬物の粒子径が大きく,肺胞にまで到達させることが困難であったが,近年のナノテクノロジーにより,種々の加工を行った微粒子を得ることができるようになり,DDSのひとつとして注目されている.

なお,喘息治療に用いられる副腎ステロイド薬やβ2刺激薬の吸入剤は局所に投与することで,投与量を減らし,全身性の副作用を回避するための投与方法で,これは経肺投与とは呼ばない.(2007.11.12 掲載)(2014.7.更新)


IndexPageへ戻る





Copyright© 2005-2008, The Pharmaceutical Society of Japan