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経口糖尿病治療薬

 

oral antidiabetic agent

経口で投与される糖尿病治療薬。2型糖尿病で、食事療法や運動療法で十分な血糖コントロールができないときに用いられる。糖尿病ではインスリンの効果は絶大であるが、経口服用できないこと、肥満を起こしやすいことなどから経口抗糖尿病薬が多く用いられている。インスリン分泌促進薬、インスリン抵抗性改善薬、糖類吸収遅延薬に分類される。膵臓ランゲルハンス島β細胞からのインスリン分泌促進薬としては、スルホニル尿素(SU)薬(トルブタミド、アセトヘキサミド、グリベンクラミド、グルメピリドなど)、スルホンアミド薬(グリブゾール)、即効性のフェニルアラニン誘導体(ナテグリニド)がある。インスリン抵抗性の改善薬として、ビグアナイド薬(塩酸メトホルミン、塩酸ブホルミン)やペルオキシゾーム増殖薬活性化受容体γ(PPARγ)のアゴニストであるチアゾリジン誘導体(塩酸ピオグリタゾン)がある。糖類吸収遅延薬には、小腸粘膜上皮細胞に存在するα-グルコシダーゼを競合阻害してデンプンや二糖類の吸収を遅延させるα-グルコシダーゼ阻害薬(アカルボース、ボグリボース)がある。(2005.10.25 掲載) (2009.1.16 改訂)

  

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