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硬膜移植

 

硬膜は頭蓋骨と脳の間に存在する硬く白い皮革様の膜であり、脳神経外科手術により硬膜に大きな欠掲が生じた際に、その補填が行われる。これが硬膜移植である。死体から採取されたヒトの硬膜を凍結乾燥し滅菌処置を施したヒト凍結乾燥硬膜が、1973年から輸入され我が国で使用されて来た。プリオンの感染性を失活させるため1987年5月からは1NNaOH処理が加わった製品に替わったが、1997年3月よりヒト乾燥硬膜の使用は禁止され、ゴアテックスが使用されている。硬膜移植例のあるヤコブ病患者の大部分で使用されていた硬膜は、B.Braun社で製造されたNaOH未処理の旧Lyoduraである。(2014.7.更新) [FYI用語解説(ファルマシアVol.38,No.7)より転載]


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