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疎水性相互作用

 

hydrophobic interaction

疎水性化合物同士が水中に存在するときは水からはじかれる形で集合体を形成する。これを疎水性相互作用と呼ぶ。疎水性化合物は水中に存在する際に集合体を形成する状態が周囲の水の水素結合ネットワークへの影響が小さいため、もっとも安定である。疎水性相互作用では結合が疎水性分子で働いているわけではない。このような疎水性相互作用受容体-リガンド複合体の形成で重要であり、化学物質の生体への効果と関連している.(2009.1.16 改訂)


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