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樹状細胞

 

樹状細胞とは,免疫応答において非常に重要な役割を担う細胞の1つで,局所に侵入した異物(抗原)の貪食,プロセッシングを行い,所属リンパ節へと移行してその抗原に特異的に反応するT細胞などに抗原を提示するプロフェッショナル抗原提示細胞である.形態的に樹枝状の突起が見られることからこの名称がつけられており,免疫組織や皮膚など全身に存在している.表皮中に存在する樹状細胞はランゲルハンス細胞と呼ばれる.定常時の未成熟樹状細胞は,抗原貪食能は高いが抗原提示能は低い.抗原の侵入により樹状細胞が成熟化すると,抗原提示に必要なMHC classⅡ分子等のタンパク質の発現が増強し,抗原提示能が向上する.(2009.9.30 掲載) [FYI用語解説(ファルマシアVol.44,No.9)より転載]


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