日本薬学会 薬学用語解説 日本薬学会
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有害反応

 

adverse reaction

病気の予防、診断、治療に通常用いられる用量で起こる好ましくない反応であり、薬物との因果関係があるものを指す。一般には有害反応副作用は同じ意味として扱われているが、望ましくない、不快で毒性のある、潜在的に有害な薬の効果を表わす専門用語としては、薬の有害反応のほうが適切である。薬による重大な有害反応の例として、コルチコステロイド(ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン)や非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs:アスピリン、イブプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン)、抗凝固薬(ヘパリン、ワルファリン)による消化性潰瘍または胃からの出血、癌の化学療法薬(シクロホスファミド、メルカプトプリン、メトトレキサート、ビンブラスチン)による白血球産生の減少と感染症のリスク増大、アミノグリコシド系抗生物質(ゲンタマイシン、カナマイシン)による腎障害、抗マラリア薬、抗結核薬(クロロキン、イソニアジド、プリマキン)による貧血などがある。(2005.10.25 掲載) (2009.1.16 改訂)


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