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新規クランプ結合因子CrfC

 

 CrfCは大腸菌の姉妹染色体の均等分配に必要なタンパク質である.DNA複製により新生された娘DNA鎖は,まず相互に接着する.次いで,一定時間後,分離して両方向に移動し,姉妹染色体が均等分配される.CrfCは新生DNA鎖の接着と移動の過程に働く.クランプは DNA複製装置の部品となるタンパク質であり,複製過程で他の部品から離れて新生DNA上に「足跡」のように残される.CrfCはクランプに結合して,「かすがい」のような役割で新生DNA鎖同士を接着させる.また,CrfCは新生DNA鎖上のみならず,新生DNAの移動先となる部位にも局在している.移動先のCrfCの機能は未解明である.(2015.02.FYI)


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