日本薬学会 薬学用語解説 日本薬学会
 参考文献  使い方
当サイトの掲載情報の正確性については万全を期しておりますが、本会は利用者 が当サイトの情報を用いて行う一切の行為について何ら責任を負うものではありません。

急性期タンパク質

 

急性期タンパク質とは,急性期反応に伴って肝臓から血清中に放出される量が増減するタンパク質の一群のことである.疾患の診断という観点から,量の増加するタンパク質に着目することが多い.感染症や炎症性疾患の際,樹状細胞やマクロファージなどの抗原提示細胞から炎症性サイトカイン(IL-1,IL-6,TNFαなど)が分泌される.これらの炎症性サイトカインが肝臓に作用する結果,急性期反応が生じる.C反応性タンパク質(CRP),マンノース結合性タンパク質,フィブリノーゲン,ハプトグロビン,α1-アンチトリプシンなどが該当する.急性期反応は生体防御の一環であろうとされるが,明確な生理的意義は不明である.(2007.6.11 掲載) [FYI用語解説(ファルマシアVol.43,No.1)より転載]


IndexPageへ戻る





Copyright© 2005-2008, The Pharmaceutical Society of Japan