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心筋虚血

 

心筋虚血は冠状動脈の狭窄,閉塞に由来する狭心症心筋梗塞の病態そのものである.心筋細胞は出生後,分化増殖せず負荷の増加には細胞肥大などで対応する.細胞を大切に長持ちさせねばならない.一方,心臓はポンプとしてエネルギー消費が大きく,心室筋にミトコンドリアが極めて多いのが特徴で,休みないO2供給が必須である.近年,冠状動脈造影,バイパス手術,PTCA(経皮的冠状動脈形成術:percutaneous transluminal coronary angioplasty),ステントなど非薬物インターペンションが日常的に行われ,短時間虚血再潅流の研究は大いに進歩した.短時間虚血では心筋細胞に保護のスイッチが入り,アデノシン,カリウムチャネル,活性酸素ミトコンドリアの関与が明らかにされてきた. [FYI用語解説(ファルマシアVol.37,No.4)より転載]


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