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尿糖

 

urinary glucose

 尿中に排泄されたブドウ糖(グルコース)。血中のブドウ糖は、腎臓の糸球体基底幕を自由に通過して糸球体濾液に移行した後、尿細管から再吸収される。腎尿細管での再吸収能は約350 mg/分であり、糖排出閾値(160 mg/dl)を規定している。健常人では、糸球体濾液中のグルコースはほとんど再吸収され、尿糖値は2 - 20mg/dl、定性検査では陰性となる。糖尿病血糖値がこの値を超えた場合や、腎尿細管のグルコース吸収能力が低下(=腎の糖排出閾値低下)した場合に糖が尿中に排泄される。なお、糖尿病の診断は血糖値(空腹時血糖値)、糖負荷試験OGTT)で行われる。尿糖値が高いことがそのまま糖尿病であることを表しているわけではない。(2005.12.15 掲載)(2009.1.16 改訂)


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