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実効半減期

 

Efficiency Half Life、有効半減期

体内に取り込まれた放射性物質からの放射能は、核種の壊変・物質の代謝排泄により減少する。この放射能が半分になるまでに要する時間は有効半減期または実効半減期(Te)と呼ばれ、物理学的半減期(Tp)と生物学的半減期(Tb)が関与する。Te、Tp、Tbの間には 1/Te = 1/Tp + 1/Tb の関係が成り立つ。内部被曝による放射線障害を防護する目的で、放射線源を積極的に体外に除去・排泄するために、同種または同属の非放射性物質を多量に投与することがある。また、生物学的半減期が長いものに対しては、適当なスカベンジャーを用いて排泄を促すことがある。特に骨に集積性を示す90Sr、226Ra、239Puなどに対しては、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)などのキレート剤が使用される。(2007.3.15 掲載)


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