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多発性骨髄腫

 

 骨髄中に位置する形質細胞のがん.形質細胞とは,白血球の一種であるB細胞が成熟し,抗体産生能を獲得した最終分化細胞のことを指す.全身の骨髄に腫瘍が“多発”することから多発性骨髄腫と呼ばれる.主に中高年が罹患し,我が国では2万人近い患者が存在する.長い間有効な治療法の乏しい難病であったが,最近になり複数の優れた治療薬が開発されるようになった.特にタンパク質分解系におけるプロテアソーム阻害剤(ボルテゾミブやカルフィルゾミブなど)や,E3ユビキチンリガーゼであるセレブロンを分子標的とする免疫調節薬(レナリドミドやポマリドミドなど)が登場したことにより,本疾患の予後は急速に改善されている.(2017.4.FYI)


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