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向精神薬

 

psychotropic drug

中枢神経に作用して精神機能に影響を及ぼし、濫用の恐れ及び濫用された場合の有害性の程度が麻薬及び覚せい剤より低いもので、“麻薬及び向精神薬取締り法”第2条により「別表3に掲げる物」として指定されたものをいう。濫用の恐れ及び有害作用発現の危険性によって第1種から第3種の3種類に分類され、その分類に応じた規制が定められている。ペンタゾシン、ブプレノルフィン、トリアゾラム、フェノバルビタールジアゼパム等がある。これらは鎮痛薬、睡眠導入薬、抗てんかん薬、抑不安薬等として有用な医療用医薬品である一方、不適切な薬物使用(濫用)が社会的問題となっている。日本では、国際条約の「向精神薬に関する条約」に批准して、平成2年に、従来の“麻薬取締法”が“麻薬及び向精神薬取締り法”に改正され、その法的規制を講じている。  (2008.5.14 掲載)


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